Wakamatsu-tilting modules and self-orthogonal modules
Date:
Workshop Talk in Ring Theory and Representation Theory Workshop in Shinshu at Shinshu University, Japan
Invited talk based on my paper:
Abstract (Japanese)
射影次元有限の傾加群の一般化として、若松氏による射影次元有限と限らない「若松傾加群(Wakamatsu tilting module)」が導入された。この概念は可換環論の文脈においてはsemidualizing moduleとも呼ばれる。傾理論が発展している傾加群と比べて、若松傾加群については多くの未解決予想が残されており、またあまり一般に浸透していないという現状がある。本講演では、若松傾加群の基礎理論（特に完全圏の観点では若松傾加群が自然だという話）を取り上げた後、射影的若松傾加群という講演者が導入した若松傾加群のサブクラスの理論や、有限表現型な多元環上での若松傾加群の特徴づけ（極大自己直交加群と一致する等）を紹介する。
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